美浜町小野浦区に伝わる千石船の形をした珍しい山車が、21日に催す区の祭礼で53年ぶりに引き回される。人口減による引き手の不足で昭和30年代から休止していたが、北隣の同町野間区の青年団が“助っ人”を申し出て、半世紀ぶりに勇姿が復活する。 小野浦区は、聖書の初邦訳に尽力した船乗り「音吉」が生まれた地で、江戸-明治期は海運業で栄えた。山車は1865(元治2)年建造で全長7・2メートル、高さ3・6メートル。町の有形民俗文化財。船体部の漆塗りや飾り細工に、往時の繁栄の面影が残る。 かつ… [記事全文]
2010/03/20 00:00 【中日新聞】
