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衆院選情勢

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無党派層、43%が民主 衆院選の電話世論調査

 共同通信社が20~22日に実施した衆院選情勢に関する全国電話世論調査では、無党派層の43・0%が比例代表で民主党に投票すると答え、自民党の15・8%と3倍近い差がついた。2005年の前回衆院選時の調査では自民26・5%、民主25・9%と、わずかながら自民が上回っており、無党派層の支持動向の変化が今回の「民主旋風」の要因の一つになっている構図が浮き彫りになった。

無党派層の投票行動

 「普段どの政党を支持しているか」との質問に対し、「支持政党なし」と回答した無党派層は31・1%。自民党と答えた人は前回衆院選前より2・7ポイント減の32・0%。民主党は4・4ポイント増の17・7%だった。ただ自民支持層の24・8%、社民支持層の21・8%、共産支持層の14・6%が比例代表で民主に投票すると答えるなど、民主旋風は他党支持層にも及んでいる。

 無党派層の比例代表投票先は全国11ブロックすべてで民主が自民を大幅に上回り、東北、北関東、南関東、東京、北陸信越、東海、近畿、中国で40%を超えた。無党派層の小選挙区投票先でも全ブロックで民主候補が自民候補を上回り、北海道、東北、北関東、南関東、東海、近畿で40%超だった。

 各党の支持率は公明が前回比0・2ポイント減の4・3%。共産が前回と同じ2・8%。社民が0・6ポイント減の1・3%、国民新が前回と同じ0・3%。みんなの党は0・3%、改革クラブと新党日本は0・1%だった。

 比例11ブロックで民主の支持率が最も高かったのは北海道の25・8%で以下、東北22・7%、東海19・9%、北陸信越18・4%の順。民主は全ブロックで支持率を伸ばし、自民は全ブロックで減らした。

 県別にみると、民主は山梨以外の都道府県で支持率が増加。自民は青森、秋田、山形、千葉、石川、長野、鳥取、島根、山口、福岡、大分、宮崎で増やしたが、ほかは減らした。

世論調査と予測の方法

 【調査の方法】20~22日の3日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。

 電話帳に番号を載せていない人も調査が可能で、性別、年代別など有権者の縮図に合わせた精度の高い調査ができる。

 今回、無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは20万3448件で、このうち15万5148人から回答を得た。

 【議席の予測】

 ▽選挙区 過去の衆院選挙区に立候補した候補者の世論調査支持率と、実際に獲得した得票率の相関関係を分析し、選挙区や候補者の特性に応じた予測式を用意した。今回の世論調査で得た各候補者の支持率をこれらの予測式に当てはめ、選挙区ごとにシミュレーション(模擬投票)を行い、候補者ごとの推定得票率と当選確率を算出した。これを積み上げて、党派別予想議席数を推計した。

 ▽比例代表 過去の衆院比例代表選挙での各党派の世論調査支持率と、実際の得票率との相関から予測式を作成した。この予測式に今回調査での各党の支持率を当てはめ、シミュレーションで都道府県ごとの党派別推定得票数を算出、ブロックごとにドント計算し、これを全国に積み上げて各党派の予想議席数を推計した。