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2011/11/14

就活と恋愛は似ている?

就活と恋愛は似ている?

 -All you need is love.


唐突ですが、就活と恋愛は似ていると思いませんか?

考えれば考えるほど共通項が多いように感じるのですが。この大問題(それほどのもの?)について、大学時代からの付き合いで、今は首都圏の大学で教えるとともに就職担当もしている友人とビールを飲みつつ、ゆるーく話し合ってみました。
(写真:東京ビッグサイトで開かれた合同就職面接会=2011年10月1日)


私「あのさ、就活と恋愛って、なんか一緒ではないかと思うんだけど。どうかな?」

友人「何言ってるかよく分からないけど、どこかで聞いたような気もするな。まあ、就職も結婚もある意味で人生賭けた選択だから」

私「別に恋愛=結婚でなくても、いや、そういう話ではなく就活の件。例え話なんだけど、ここにとても美しい女性あるいはイケメンがいて、何とかお付き合いしたいと思ったとするね」

友人「若いうちは大変だな」

私「彼女や彼に対して、きれいですねとか、スタイルがいいですねとかいった表面的なことでは、まったくほめ言葉にはならないのではと考えるわけだ。だってそんな言葉、毎日のように言われて聞き飽きているはず」

友人「じゃあ、どうする?」

私「それよりも密かにがんばっていること、プライドを持っていることを上手にほめると、『この人、わたしのことを分かってくれているな(*^^*)』となって、お付き合いできるチャンスは広がるんじゃないかと」

友人「そんなものかな。まあ、何パーセントかはアップするんのかな。たぶん」

私「それには相手のことをちゃんとリサーチしなくはだめでしょ。ストーカーにならない程度に。彼女はちょっと知的な感じの物静かな男性が好きだとする。その前で、筋肉自慢をしても何の効果もないということ」

友人「就活と似ているという件、少し話が見えてきたね。要するにこうだな。『御社のこういうところがいいと思うからぜひ入社したい』というのが志望動機なんだけど、ちゃんと相手のことが分かってないと表面的な内容になってしまうから説得力がない。例えば、その会社のインターネットサイトに書いてある社是かなんかを丸写しして、これに共感してなんていうのは、顔がきれいだから付き合いたいというの同じぐらい稚拙であると」

私「さすが教授、理解が早い。菓子メーカーの面接に行って、ひたすらこちらのお菓子が好きだ好きだと言っても、採用担当者からするともちろん悪い気はしないけど、そんなに好きなんだったら別にうちに入社しなくていいから、末永くいいお客さんでいてくださいとなるんじゃないかな。それに、企業によって求める人材って違うよね。長い時間かけてじっくり大きな仕事をして利益を上げるビジネスモデルの会社に行って、肉食系で反射神経が鋭い私をアピールするのって的外れに思える」

友人「飛行機が好きだから航空会社に入るって言い切る学生がいたんだけどね。まあ、そういう動機も決して悪くない。一概に否定はしないけど、入社しても運航に直接関係する部署に配属されるかどうか分からないけどどうする?例えば経理や人事に行くこともあるよと言ったら『うーん』と考え込んでいた。結局、銀行に就職したけど」

私「それで航空会社と縁が切れるわけじゃないよ。銀行から航空会社の財務担当に転職した知り合いがいるよ。航空会社の財務って実はおもしろいと聞いたことがある。一機何百億円もする航空機をファンドを組成して買い取って、そこからリースする形を取る場合にどうやったら有利になるかの戦略立案とか。スケールが大きいよね。自分の好きなことにしても、考えてもみない関わり方があることを知ってほしいな」

友人「志望理由は言い換えると『相手をどう褒めるか』だよね。自己PRは『相手にどう褒められるか』。いい志望動機や自己PRをつくるには業界研究や企業研究が大前提になる。ただ、内定を取るのに有利とかそういうレベルじゃなくて、働くことのリアリティを持っているというのはとても大事だよね。その方が社会人になってからも活躍できるだろうね」

私「まあ、わたしたちが恋愛を例え話にしても、説得力に欠けることははっきりしたので、ちょっと、ほかの手を考えようか」

(就活NewsNaviプロジェクトマネジャー 浜村寿紀)