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日本酒 津々浦々

17年11月11日 22:06


【3135】花の香 純米大吟醸 海花 秋想蔵出し(はなのか) 【熊本】

熊本県玉名郡和水町 花の香酒造
熊本県玉名郡和水町 花の香酒造

【TT居酒屋にて 全15回の⑤】

 酒友のTと飲むことになった。Tの友人のS、N、Dも加わり、5人の飲み会。Nは利き酒師である。場所は、なじみのTT居酒屋。

「あづまみね 純米 無濾過生原酒」「あづまみね 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒 中取り」「東鶴 純米吟醸 さがの華 無ろ過 生」「彌右衛門 TAKUMAMAI2」と飲み進め、5番目にいただいたのは「花の香 純米大吟醸 海花 秋想蔵出し」だった。

「花の香」はこれまで、「花の香 桜花 純米大吟醸」(当連載【2334】)と「花の香 純米吟醸 無濾過生酒 菊花」(当連載【2756】)を飲んだことがあるが、「獺祭」と似た酒質という印象が残っている。この酒はどうか。

 T 「万人に受ける酒だ」
 N 「香りがフルーティー。『獺祭』に似ている。女性好みの酒かも」
 酒蛙「うん、果実的吟醸香が、やや華やか。フルーティーなお酒だね」
 D 「典型的な大吟醸」
 T 「『獺祭』だね。『獺祭』をおもわせる」
 N 「値段が安ければ、『獺祭』よりこっちがいい」
 S 「『あざくら もぎたて❤りんごちゃん 無濾過生原酒 』(当連載【2945】)に似ている」
 酒蛙「甘旨酸っぱい。とろみ感がある。トレンド的な味わい。甘みが印象的だが、酸も辛みもあり、キレがありメリハリがある」
 T 「『獺祭』より旨みを濃くした感じ」
 酒蛙「やや濃醇に感じるが、軽快感もある。味わいはしっかりとしており、味にふくらみがある」
 店主「余韻が長いですね」
 酒蛙「まったく同感だ」

 ラベルは酒名「海花」について、以下のように説明している。「海花とは翌年の酒質向上を目的とし仕込む試験醸造酒。2017年海花は花の香らしい華やかな香りを追求し、山田錦特有の米の旨味と高めの酸によるキレのあるフルーティーでライトな純米大吟醸をイメージして醸しました」

 使用米は山田錦で、精米歩合は麹米・掛米とも50%。

 酒名「花の香」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。「酒蔵周辺の木々から梅の香りが蔵の中に漂うことから『花の香』という名の清酒が生まれました」



熊本 | 2017/11/11 | 22:06 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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