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日本酒 津々浦々

17年11月05日 17:12


【3128】白川郷 純米 にごり酒(しらかわごう) 【岐阜】

岐阜県大垣市 三輪酒造
岐阜県大垣市 三輪酒造

【日本酒研究会遠征場所 全10回の⑧】

 異業種間飲み会の日本酒研究会は毎月欠かさず、M居酒屋で月例会を開いており、ことしで足掛け11年を数える。この間、異動で多くのメンバーが各地に散った。いつもはM居酒屋で開いているが、年に1回ほど、違う場所にかつてのメンバーも集い、旧交を温めている。今回は14人の新旧メンバーが集まった。

「姫の井 十日旬酒」「越後鶴亀 純米吟醸」「都鶴 純米吟醸 甘口」「紀州誉 おりざけ」「国見 あつかしさん 極 純米大吟醸」「れいざん 粋撰」「盛田 純米吟醸 無濾過」に続いて8番目にいただいたのは「白川郷 純米 にごり酒」だった。「白川郷」は、わたくしにとっての初蔵酒だった。いただいてみる。

 B 「香りがしない」
 酒蛙「甘くて、とろりとしており濃厚。でも、くどくない」
 S 「最後に酸が出てきますね」
 B 「うん、酸があるね」
 A 「(突出した個性が無い)こんな酒も必要なんだ。組織として、中間層が必要なんだ!」
 みんな「(ずこっ!)あはははは」
 酒蛙「基本的に甘みが出ている酒だが、余韻に辛みがある」
 女将さん「麹を食べている感じ。麹の濃厚さを感じる。アルコールが入った甘酒みたい。自然の甘みですね。コメの甘みがたっぷりです」

 蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。

「どぶろく祭にちなんで醸された白川郷は1級清酒の2倍もの酒造米を贅沢に使った日本でも数少ない純米にごり酒です。どぶろくの製法を生かし、醪(もろみ)そのままの為、非常に濃いにごりです。中身の濃さと米のもつ自然のおいしさを、一年中安定した状態で味わえる究極の逸品。10℃位に冷やしてそのままお飲み頂くか、真夏には氷を浮かべたロックも最高です」

 ラベルの表示は「国産米100%使用、精米歩合70%」にとどまり、使用米の品種名は非開示だが、蔵のホームページは「使用米 あけぼの他」と開示している。「アケボノ」は農林水産省東海近畿農業試験場栽培部稲育種研究室が1939年、母「農林12号」と父「朝日」を交配。育成と選抜を繰り返し、食用米として開発、1953年に命名された。主産地は岡山県。

 蔵のホームページに出てくる「どぶろく祭」について、白川村役場のホームページは、以下のように説明している。

「白川郷では毎年、9月の終わりから10月にかけて、五穀豊穰・家内安全・里の平和を山の神様に祈願する『どぶろく祭』が盛大に行われます。白川村の各地区の神社で、御神幸、獅子舞、歴史と民話にまつわる民謡や舞踊などの神事が繰り広げられる、歴史と伝統ある白川郷ならではの祭り。その名のとおり、祭礼に神酒として『どぶろく』が用いられ、人々にも振る舞われるのが最大の特徴です」



岐阜 | 2017/11/05 | 17:12 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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