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日本酒 津々浦々

17年11月04日 22:43


【3126】れいざん 粋撰 【熊本】

熊本県阿蘇郡高森町 山村酒造
熊本県阿蘇郡高森町 山村酒造

【日本酒研究会遠征場所 全10回の⑥】

 異業種間飲み会の日本酒研究会は毎月欠かさず、M居酒屋で月例会を開いており、ことしで足掛け11年を数える。この間、異動で多くのメンバーが各地に散った。いつもはM居酒屋で開いているが、年に1回ほど、違う場所にかつてのメンバーも集い、旧交を温めている。今回は14人の新旧メンバーが集まった。

「姫の井 十日旬酒」「越後鶴亀 純米吟醸」「都鶴 純米吟醸 甘口」「紀州誉 おりざけ」「国見 あつかしさん 極 純米大吟醸」に続いて6番目にいただいたのは「れいざん 粋撰」だった。「れいざん」は、わたくしにとっての初蔵酒。普通酒である。いただいてみる。

 酒蛙「ローカル的昭和レトロ感的熟成感的香味がいる」
 みんな「いる、いる」
 酒蛙「悪くない。甘みを感じるけど、基本は辛口で、さっぱりした飲み口」
 F 「カップ酒の味わいだ」
 酒蛙「普通酒のカップ酒よりくどくなく、ネバネバしない。さらっとしている」
 M 「そうだ」
 酒蛙「普通酒として悪くない」
 女将さん「いたって普通ですね」

 誰かが「燗酒向きじゃないか?」と言ったので、ぬる燗を試してみることにする。

 B 「おっ、ぬる燗いいかも」
 A 「辛みが増す」
 酒蛙「辛みが出てくる」
 女将さん「このお酒は燗酒向きですね。すっと入ってくる」
 店主「口当たりが良い」
 女将さん「キレも良くなる」
 店主「懐かしい味ですね」
 B 「辛くなりますよね」

 瓶の表ラベルは、以下の文字で埋められている。

「宝暦12年創業の当蔵元は、標高550米の奥阿蘇にあり、極寒の冬と、清涼の夏に恵まれた酒造りに絶好の舞台です。霊山阿蘇の外輪山より滾々と湧き出る清冽な山水と、豊かに実った酒米は、伝統と新しい酒造りの技が冴え、阿蘇の地酒となって、今、蔵を出ます」

 裏ラベルは、以下のように、この酒を紹介している。

「このお酒の特徴は・・・・・阿蘇の米・水・人によって醸し、育まれた文字通りの『阿蘇の地酒』です。辛さを感じさせない『辛口』の酒」「味わいは、やや淡麗の辛口」

 また、蔵のホームページは「極寒の冬が自慢の阿蘇で、阿蘇の米・水・人が醸し出した、昔ながらの懐かしい日本酒。程よい味わい、コクとキレ。燗でも冷やでも」とこの酒を紹介している。

 肩ラベルの表示は「原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール、アルコール分14度」。

 酒名「れいざん」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「古来人々は気高い山を神々の宿る山「霊山』と呼んで崇めました。日本には『霊山』と称せられる山は沢山ありますが、なかでも広大なカルデラを持つ『阿蘇山』には、荒ぶる火の神と、開拓に燃える農耕の神『健磐龍命(たけいわたつのみこと)』とが、渾然一体となって展開した数々のドラマがあります。まさに『阿蘇山』こそ『霊山』と呼ぶにふさわしいのです」



熊本 | 2017/11/04 | 22:43 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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