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日本酒 津々浦々

17年11月02日 00:30


【3122】越後鶴亀 純米吟醸(えちごつるかめ) 【新潟】

新潟県新潟市 越後鶴亀
新潟県新潟市 越後鶴亀

【日本酒研究会遠征場所 全10回の②】

 異業種間飲み会の日本酒研究会は毎月欠かさず、M居酒屋で月例会を開いており、ことしで足掛け11年を数える。この間、異動で多くのメンバーが各地に散った。いつもはM居酒屋で開いているが、年に1回ほど、違う場所にかつてのメンバーも集い、旧交を温めている。今回は14人の新旧メンバーが集まった。

 トップバッターは「姫の井 十日旬酒」に続いていただいたのは「越後鶴亀 純米吟醸」だった。「越後鶴亀」はこれまで「越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸」(当連載【2294】)と「越後鶴亀 純米 アルミ缶」(当連載【3038】)を飲んだことがある。さて、この酒はどうか。

 酒蛙「果実をおもわせる吟醸香が華やかだ」
 I 「飲みやすい」
 A 「苦みがあるね。男も苦みがなければね!」
 みんな「(苦笑)」
 酒蛙「さらっとしているが、中盤から余韻にかけての辛みと苦みが良い。甘みと旨みも感じられる」
 S 「温度が上がると酸が出てくる。後味は苦み」
 酒蛙「うん、遅れて酸がやってくるね。全体的にちょっと線が細いかな。淡麗辛口か」
 S 「さっぱりしていて飲みやすい。いかにも新潟の酒って感じ」

 蔵のホームページはこの酒を「爽やかな酸とコク。新潟県産の吟醸酵母を使用しています。果物のような香り、メリハリのある酸、のびのびと育った旨味のあるお酒です」と紹介している。

 瓶のラベルの表示は「原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、精米歩合55%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だが、蔵のホームページは「原料米(麹米)五百万石、原料米(掛米)こしいぶき」と開示している。

「こしいぶき」は新潟県農業総合研究所作物研究センターが1988年、母「ひとめぼれ」(その母は「コシヒカリ」)と父「どまんなか」を交配。選抜と育成を繰り返し品種を固定、2000年に命名、2003年に種苗法登録された飯米用品種。

 酒名・蔵名の「越後鶴亀」の由来について、蔵のホームページは「人々に喜ばれる美味しい酒を目指し、銘も分かりやすく、おめでたい商標をと思い『鶴亀』という名をつけました」と説明している。



新潟 | 2017/11/02 | 00:30 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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