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日本酒 津々浦々

17年10月25日 21:44


【3113】羽根屋 純米(はねや) 【富山】

富山県富山市 富美菊酒造
富山県富山市 富美菊酒造

【B蕎麦屋にて 全6回の②】

 恒例の秋キャンプを控え、メンバーのタケちゃんとB蕎麦屋で飲んだ。タケちゃんは野外料理が大得意。これに対し、メンバーのほとんどは飲む・食うは得意だが料理は不得意。よって、タケちゃんがコック長として獅子奮迅の活躍をする。今回の飲み会は、キャンプの打ち合わせなのだ。仲間4人が集まった。

 会場のB蕎麦屋は、けっこういい酒を30種類ほど常備しているので、酒を十分楽しめる。しかも店主とわたくしは仲良しなので、注文しなくても料理が次々出てきてうれしい限りだ。

 さて、トップバッター「益荒男 氷温熟成 純米吟醸 生貯蔵」に続き、2番目にいただいたのは「羽根屋 純米」だった。「羽根屋」は、わたくし行きつけの居酒屋によく置いている酒で、これまで当連載に4種類を紹介している。この酒はどうか。「純米」だけの表記なので、最もスタンダードな酒なのだろう。

 酒蛙「旨みが出て、ふくよか・やわらか。軽快感がある、おとなしい酒質だ。中盤から、酸が適度に出てくる。この酸が辛みを伴う」
 ちふみん「角が無い。おいしい」
 酒蛙「うん、クセがないね」
 タケちゃん「飲みやすい」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「米の旨みと透明感、爽やかな酸味。食中酒に最適な純米酒のスタンダード。造りの丁寧さが生きた優しさのある味わいです」

 裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)・米麹(国産米)、精米歩合60%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 裏ラベルは、蔵の意気込みを以下のように説明している。「羽根屋蔵元4代目、杜氏羽根敬喜。魂を込めて醸す一滴一滴に想いを込め、全てを賭ける。本当に旨い日本酒のために出来ることの全てを」

 酒名「羽根屋」は、蔵元さんの名字による。また、昔からある酒名「富美菊」の由来について、コトバンクは「酒名は、菊の花のように芳しく美味な、富山を代表する酒という意味を込めて命名」と説明している。



富山 | 2017/10/25 | 21:44 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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