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日本酒 津々浦々

17年10月11日 17:29


【3087】長陽福娘 辛口純米 山田錦(ちょうようふくむすめ) 【山口】

山口県萩市 岩崎酒造
山口県萩市 岩崎酒造

【B居酒屋にて 全7回の①】

 ひょんなことから隣家の住人とそのルームメートと飲むことになった。わたくしを含むこの3人は共同浴場仲間なのだ。これにわたくしの酒友を加え、4人で、なじみのB居酒屋で飲んだ。隣家の住人とルームメートは、清酒はあまり得意でないようで、ハイボールやビール。清酒はもっぱら、わたくしと酒友が飲んだ。

 最初に選んだのは「長陽福娘 辛口純米 山田錦」。「長陽福娘」はこれまで、4種類を飲み、当連載で紹介している。派手さはないが、芳醇で、けっこうしっかりした味わいの酒、という好印象を持っている。今回の酒はどうか。

 旨みと甘みがまず来て、中盤から辛みが出てくる。その後は辛みが支配する。余韻・エンディングも辛み。辛口と銘打っているが、旨みと酸がけっこうあり、辛みと相まって、力強い味わいとなっている。香りは抑え気味。辛口を標榜している酒の中で、ただドライなだけで旨みが感じられない酒がけっこうあるが、今回の酒は旨みを伴う辛口酒で好感が持てる。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「酒造好適米山田錦を原料に吟醸酵母を用いて低温で丁寧に醗酵させた辛口の純米酒です。山田錦の旨味をわずかに残しながらキレの良い辛口のお酒に仕上がっています。お飲みになる温度も冷酒からひや、ぬる燗、熱燗まであらゆる温度でお楽しみ頂けるお酒で、お料理との相性も良く、お刺身から焼魚、揚げ物まで様々なお料理と合わせる事ができます」

 裏ラベルの表示は「原料米 山田錦100%、精米歩合 60%」。

 酒名「長陽福娘」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「銘柄『長陽福娘』の由来は、創業当時岩崎家に女子が続けて誕生したのをうけて、子供が福々しい良い子に育つようにと願いを込めて名付けられました」。同蔵の創業は1901(明治34)年である。



山口 | 2017/10/11 | 17:29 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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