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日本酒 津々浦々

17年09月18日 21:18


【3063】磐城壽 純米吟醸 夏吟(いわきことぶき) 【山形】

山形県長井市 鈴木酒造長井蔵
山形県長井市 鈴木酒造長井蔵

【B居酒屋にて 全5回の①】

 なじみのNスナックのママから同伴をおねだりされていた。長らくうっちゃっていたが、根負けし、一緒にB居酒屋へ。NスナックとB居酒屋の距離は歩いて1分くらい。「B→N」は、わたくしのお約束コースだ。ママはビールオンリー。わたくしは酒を飲む。

 まず選んだのは「磐城壽 純米吟醸 夏吟」。鈴木酒造店は福島県浪江町で酒造を営んでいたが、大震災・原発事故のため、蔵を山形県長井市に移し、酒造を続けている。浪江蔵から長井蔵に移ったことに伴い、酒の味が全く変わった。おそらくは、水が変わったためだろう。

 さて、今回の酒は、見るからに夏酒。いただいてみる。上立ち香がさわやか。さっぱり、すっきりした、さわやか軽快な飲み口で、甘みと酸は適度、旨みはすくなめ。アルコール感がすくないなあ、とおもいながら瓶の裏ラベルを見たら、やっぱり「アルコール13.0以上14.0度未満」とアルコール分が低かった。夏の暑さで疲れた身体には低アルコー酒を、という配慮なのだろう。後味に辛みがすこし。いかにも夏酒といったタッチのお酒だった。

 裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「アルコール13度台で仕上げた純米吟醸です。軽やかで優しい甘みが特長の飲み易い酒です。冷蔵庫でキンキンに冷やし飲んで頂くことをイメージた真夏の酒です。『いぎなり、ひゃっこくして飲んでくんちぇ』」

 裏ラベルの表示は「原材料 米(国産)、米麹(国産米)、酒造好適米100%、精米歩合55%、アルコール13.0以上14.0度未満」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 裏ラベルには、この酒は「混和酒」と書かれている。「混和酒」とはなじみの薄い言葉だが、酒屋さんのサイトによると、コメの品種が違う3つのタンクの純米吟醸を醸造後、混ぜたもの、という。



山形 | 2017/09/18 | 21:18 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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