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日本酒 津々浦々

17年09月05日 22:01


【3052】出雲富士 特別純米 本生原酒 夏雲(いずもふじ) 【島根】

島根県出雲市 富士酒造
島根県出雲市 富士酒造

【B居酒屋にて 全4回の②】

 山仲間6人で、B居酒屋で飲んだ。目的は2つ。まず、飲むこと。そして、精密採点カラオケを競うこと。その会場はB居酒屋とNスナックと決まっている。なにしろこの両店は、歩いて1分の距離。

 B居酒屋でまずいただいたのは「豊明 夏 純米吟醸 紫陽花 生酒」。続いて選択したのは「出雲富士 特別純米 本生原酒 夏雲」だった。当連載で「出雲富士」は、これまで4種類を取り上げており、うち2種類はB居酒屋で、残る2種類はH居酒屋で飲んでいる。B居酒屋の店長は「出雲富士」が好きなことが、これから分かる。今回のお酒はどうか。

 甘い。旨みたっぷり。これが第一印象。この甘旨みは、辛みと酸を伴う。したがって、甘旨酸っぱくて、後味は辛みと苦みという味わい。そして、キレが良い。いかにも夏酒というラベルだが、軽快な夏酒ではなく、旨みがふくらむやや濃醇な飲み口。メンバーの女性Yさんは「めちゃ旨い!」と大喜びだった。

 ラベルの表示は「使用米 出雲産『佐香錦』100%、精米歩合60%」。「佐香錦」(さかにしき)は、島根県農業試験場が1985年、母「改良八反流」と父「金紋錦」を交配。育成と選抜を繰り返し開発、2004年に品種登録された酒造好適米だ。出雲市にある佐香(さか)神社は、お酒の神様として名高い。この神社の名にあやかった酒米だ。

 酒名「出雲富士」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「古来から富士山といえば日本の象徴で、日本人の誇れる存在です。出雲の地で、富士山のように愛される日本一の出雲の地酒を造りたいという大きな志を込めて、初代蔵元今岡正一により命名されました」



島根 | 2017/09/05 | 22:01 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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