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日本酒 津々浦々

17年08月16日 21:12


【3025】相模灘 純米吟醸 無濾過瓶囲い 北海道吟風50(さがみなだ) 【神奈川】

神奈川県相模原市 久保田酒造
神奈川県相模原市 久保田酒造

【TT居酒屋にて 全13回の⑩】

 酒友のオタマジャクシ&美女軍団と急きょ集まり、わたくしなじみのTT居酒屋で飲んだ。彼ら彼女らと飲むのはおよそ5カ月ぶり。オタマジャクシは、蛙のわたくしより年少なので、そう自称している。

「ゆり 純米吟醸 にごり生原酒」「YamatoYa's“Zennai”」「二兎 純米吟醸 出羽燦々 五十五 生原酒」「磯自慢 特別純米58 青春 山田錦」「羽水 純米」「会津宮泉 純米 酵母無添加 純米生酛 生酒」「山川光男 2017 なつ」「咲くら 特別純米 生」「直虎 純米大吟醸 生原酒 番外品」と飲み進め、10番目にいただいたのは「相模灘 純米吟醸 無濾過瓶囲い 北海道吟風50」だった。

「相模灘」は、わたくし行きつけの居酒屋でなぜかよく置いているお酒。にもかかわらずわたくしはこれまで、当連載で3種類しか取り上げていなかった。いずれも、なじみのM居酒屋で飲んだものだった。

 さて、今回の酒はどうか。この酒を持ってくるとき店長が「お米が北海道の『吟風』です。この蔵が初めて挑戦したお米です」と説明してくれた。いただいてみる。

 美女Mさん「納豆オムレツに合う酒だ。本日初めての男酒。おいしいね」
 酒蛙「香りは抑え気味。ボディー感があるが、さっぱりとした飲み口」
 美女Mさん「味に幅がある」
 酒蛙「おいしい。ボディー感があるが、引き締まったシャープ感があり、“きれい感”がある。旨みを伴う酸がいい。さわやかな酸だ。余韻は苦み。飲み飽きしない酒だ」

 ラベルの表示は「原料米 北海道吟風100%、精米歩合50%」。純米大吟醸といってもいいスペックだ。

「吟風」(ぎんぷう)は北海道立中央農業試験場が1990年、母(「八反錦」と「上育404号」の子)と父「きらら397」を交配。育成と選抜を繰り返し品種を固定。1999年に命名、2002年に種苗法登録された酒造好適米。近年、北海道の蔵にとどまらず、全国の蔵で「吟風」を採用する傾向にあり、わたくしも、「吟風」で醸した「酔鯨」(高知県)、「千駒」(福島県)、「姿」(栃木県)を飲んだことがある。もっとあるかもしれないが、これしか探せなかった。

 酒名「相模灘」の由来について、コトバンクは「酒名は、昔、蔵の前を流れる相模川から船で酒を運んだことに由来」と説明している。



神奈川 | 2017/08/16 | 21:12 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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