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日本酒 津々浦々

17年07月12日 22:22


【2970】羽根屋 純米大吟醸 50 翼 生酒(はねや つばさ) 【富山】

富山県富山市 富美菊酒造
富山県富山市 富美菊酒造

【B居酒屋にて 全6回の②】

 せんだってB居酒屋で飲んでいたら、店長が「来週、新しいお酒が入りますよ」と教えてくれた。このような誘い文句に弱い。非常に弱い。ということで翌週、一人でB居酒屋に飲みに行った。

 まず選んだのが「赤武 純米 夏霞」。続いて選んだのは「羽根屋 純米大吟醸 50 翼 生酒」。「羽根屋」はこれまで、4種類を当連載で紹介しているが、総じてしっかりした味わいの酒という印象を持っている。この酒はどうか。

 果実をおもわせる、やさしい香りが適度。甘旨酸っぱくて、余韻は苦み。濃からず、薄からず。ふくよか、まろやか。旨みたっぷり。出過ぎる部分が無く、まとまり感が良い。上品な味わいの酒だ。実に旨い。

 蔵のホームページはこの酒を「軽やかで透明感ある旨みと芳醇な余韻」と紹介している。まさに、そうだとおもった。

 瓶の裏ラベルはこの酒を以下のように紹介している。

「大空に羽ばたく翼の羽音の如く 優しく軽やかに 凛として広がる瑞々しい味わい。そこはかとなく薫る甘い香りは 虜になる罠」「羽根屋蔵元四代目、杜氏 羽根敬喜。魂を込めて醸す一滴一滴に想いを込め、全てを賭ける。本当に旨い日本酒のために出来ることの全てを」

 お約束の、熱血文章だ。

 蔵のホームページには「2015.9月~11月 JALファーストクラスラウンジ提供酒」との紹介も。だから、酒名に「翼」を使っているのか? 

 また、瓶の肩ラベルに「INTERNATIONAL CHALLENGE GOLD WINE WINNER」のステッカーが貼られている。

 瓶の裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)・米麹(国産米)、精米歩合50%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。熱血・こだわり姿勢を明らかにしているのだから、使用米の品種名を開示した方が良いのではないだろうか。

 この蔵の銘柄は「富美菊」「羽根屋」。「富美菊」は、昔からの伝統の銘柄。「羽根屋」は「至高の酒質を目指す絶え間ない革新。それが『羽根屋』のポリシー」とのこと。

 酒名「羽根屋」の由来について、蔵のホームページは「古くからの当蔵の屋号」と説明している。



富山 | 2017/07/12 | 22:22 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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