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日本酒 津々浦々

17年07月12日 22:14


【2969】赤武 純米 夏霞(あかぶ) 【岩手】

岩手県盛岡市 赤武酒造
岩手県盛岡市 赤武酒造

【B居酒屋にて 全6回の①】

 せんだってB居酒屋で飲んでいたら、店長が「来週、新しいお酒が入りますよ」と教えてくれた。このような誘い文句に弱い。非常に弱い。ということで翌週、一人でB居酒屋に飲みに行った。

 まず選んだのが「赤武 純米 夏霞」。夏向けの、うすにごり酒だ。この蔵の主銘柄は「浜娘」。今回の「赤武」は最近、目にするようになったが、いただくのは今回が初めてだ。さっそくいただいてみる。

 にごり酒のような上立ち香。甘くて、ふくよか、やわらか、やさしいタッチ。中盤から苦みが出てくる。最初、酸が感じられなかったが、口が慣れてきたら、よっこらしょ、という感じで、酸がおもむろに顔を出してくる。最初は、シャープ感・ドライ感があり愛想が無かったが、飲み進めていったら、甘み・旨み・酸のバランスが良くなってきた。おりが入っているが、軽快感がある。余韻は苦み。

 瓶の裏ラベルは「赤武」のコンセプトと、この酒を以下のように紹介している。

「『赤武』は若き六代目『古舘龍之介』を中心に志ある社員が魂を込めて醸した日本酒です。目指すものは、妥協せず仕込みひとつひとつを大切に日々進化する酒造りです」

「爽やかな香りにやさしい飲み口ですが、滓が絡むと旨味と酸味が程よく広がります。その変化を楽しんでいただきたいです。暑い日にはグラスにそそぎ氷を1個入れると、さらにやさしい口当たりになります」

 裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合60%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。



岩手 | 2017/07/12 | 22:14 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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