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日本酒 津々浦々

17年04月11日 12:03


【2846】嘉泉 田むら 純米吟醸 吟ぎんが(かせん) 【東京】

東京都福生市 田村半十郎
東京都福生市 田村半十郎

【日本酒研究会拡大場所 全15回の⑪】

 異業種間の酒飲み会である日本酒研究会。2007年にスタート以来、毎月欠かさず開催、足掛け11年を数える。この間、人事異動でメンバーが交代してきた。このため、何年かに一度の頻度で、新旧メンバーが一堂に会しての飲み会を開いている。今回は2年半ぶりの開催となった。会場は、メンバー全員に人気のある、うなぎ屋で。

 飲み会は午後7時開会だが、午後6時からぼちぼち集まり始めた。ということで、正式開会を前に飲み始めることにする。ほかのメンバーはビールを飲むが、わたくしは店にあった「奈良萬 純米吟醸 酒未来」を飲んだ。

 そして開会。参加者は14人。各自が持ち寄った14種類の酒を飲む。「千功成 純米吟醸」「嘉泉 特別純米 東京和醸」「京姫 匠 大吟醸 山田錦」「又兵衛 大吟醸」「無法松 大吟醸」「大天狗 特別純米」「清正 本醸造」「浜福鶴 大吟醸 備前雄町」「白陽 純米吟醸」に続いて10番目に飲んだのは、メンバーのSKが提供した「嘉泉 田むら 純米吟醸 吟ぎんが」だった。この酒は、2番目に飲んだ酒と同じ蔵のお酒だった。

 J 「甘い」
 M 「基本は甘み。次に辛みがくる」
 B 「甘みがあって、酸がくる」
 酒蛙「やさしい香り。フルーティー。甘み、旨み、辛み、渋み、酸味、苦みを感じる」
 M 「全部の味が出ているね」
 酒蛙「その中で、甘みが一番出ている。とろみ感がある。味にふくらみがある」

 瓶の裏ラベルは、<杜氏のひと言>と題し、このお酒を以下のように紹介している。

「よく吟味した米と酵母を用い、洗米、蒸米、麹、酒母、醪と手間を惜しまず、大吟醸造りと変わらぬ最高の技術を投入した渾身の酒です。昼夜を問わず私がつきっきりで、自分の子どもの様に可愛がって育てました。
究極の火入れ方法である瓶燗を採用。苦労した甲斐があり、味と香りのバランスが絶妙で、ボディがしっかりと
した厚みのあるお酒が出来ました。
杜氏 高橋雅幸 昭和40年、東京都生まれ。酒造歴25年
平成10年杜氏試験合格。(社団法人南部杜氏協会主催)」

 杜氏の自己紹介をこのように詳しくしているラベルは珍しい。

 また、蔵のホームページは、この酒を以下のように紹介している。

「岩手県産の酒造好適米『吟ぎんが』を55%まで高精米し、低温長期醪で醸造。手間のかかる袋取りと瓶燗火入れを採用した純米吟醸酒。味と香りが絶妙な蔵元一押しの自信作。穏やかにしてフルーティー、かつ余韻が深いお酒」

 裏ラベルの表示は「吟ぎんが100%使用。精米歩合55%」。「吟ぎんが」は岩手県農業研究センター銘柄米開発研究室が1991年、母「出羽燦々」(その母は「美山錦」、その父は「華吹雪」)と父「秋田酒49号」を交配、育成と選抜を繰り返しながら品種を固定、1999年に命名、2002年に種苗法登録された酒造好適米。



東京 | 2017/04/11 | 12:03 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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