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日本酒 津々浦々

17年03月20日 23:19


【2808】どろどろ 濁原酒 【岐阜】

岐阜県高山市 舩坂酒造店
岐阜県高山市 舩坂酒造店

【K立ち飲みにて 全13回の⑬完】

 酒友のPとTと3人で、立ち飲みの店に出かけた。食べ物は持ち込みなので、PとTは焼鳥や寿司を買ってきた。この店は、有名地酒蔵の酒はいっさい無く、あまり知られていない中小蔵の酒を応援するため、これらを中心に置いている。冷蔵庫に置いている酒は約100本。この中から、飲んだことのない酒を選んで飲んでいった。

「八咫烏 山乃かみ酵母仕込み 純米」「越後一会 純米吟醸 無濾過原酒」「三芳菊 阿波五百万石 純米吟醸 生原酒」「丸眞正宗 吟醸 辛口」「越乃雪しずく 純米吟醸」(当連載【2476】)、「帝松 熟 純米吟醸 原酒」「さとこのお酒 純米吟醸」「霧の華 清酒発泡性①」「白目の舞 純米 無濾過生原酒」「酒人 本醸造 うすにごり生原酒」「丹波ミルクリキュール」「千福 ウキウキレモン酒」「ラ・フランスのお酒」と飲み進め、最後14番目に選んだのは「どろどろ 濁原酒」だった。この酒は、ネーミングのお茶目さに惹かれ選んだ。

 グラスに注いだら、予想を上回るどろどろ。本当にどろどろ。これには仰天した。醪(もろみ)よりどろどろではないか!

 酒蛙「粘着感がすごい」
 P 「スコールの後の東南アジアの土のようなどろどろ」
 T、酒蛙「あはは。例えが豪快だね」
 酒蛙「すんげぇ濃いけれど、甘みがすくなく旨みは適度、辛みがけっこう出ているため、飲み口は意外なほどドライ感があり、キレが良い」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「『一口目がクセになる』 味わい濃く、辛口感を感じることができるお酒です。この『どろどろ』感を是非感じてください」

 また、蔵元ブログは、この酒を以下のように紹介している。

「どろどろ・・・なんというネーミングセンス!と思われそうですが、本当に『どろどろ』なのです。通常のにごり酒のとろとろ以上の『どろどろ』感がたまらない商品です。一口飲んでやみつきになりますよ♪」

 ラベルの表示は「アルコール分18度、原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール」。表示を見る限り、この酒は普通酒か。

 この蔵の主銘柄は「深山菊」「甚五郎」。



岐阜 | 2017/03/20 | 23:19 | コメント (0) | コメントを書くコメント一覧 |


地方新聞社元記者。唎酒師。本籍・住所・年齢不詳。性別は男。飲んだことのない酒を飲むことと、ぬる燗が趣味。燗つけ器を、なじみの居酒屋に置いて、燗酒を楽しんでいる。酒席での「とりあえずビール」は、ビールにも酒にも失礼だ、といきなり酒を飲み始める。酸味のある濃い酒を好む。毎年、500種類以上の酒を飲んでいる。







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