47NEWS >  ニュース >  動画ニュース >  Route 66 >  オクラホマ州 >  <23> うれしい言葉

<23> うれしい言葉

【3日目・オクラホマ州クレアモア】

 旅も数日たつと、お米が恋しくなってきた。
 ハンバーガーとピザの日々は日本人にはつらいよ、ってわけで、ナカジマさんと相談し、クレアモアの「スシバー」と書かれた店へ。

 中に入ると、中華のバイキングをやっている食堂だった。
 味は悪くない。日本と中国の料理を混同して看板を立てたことは許してやろうじゃないか。
 そこで、地図を開き、これからの戦略を2人で立てていたときのこと。中年の白人女性がやってきた。

 「ルート66を走ってるの?」
 「ええ」
 「応援しているわ。がんばってね」

 疲れていたときに聞いた、うれしい言葉だ。
 そう、僕らはただ旅をしているのではない。ルート66の走破に「挑戦」しているのだ。

 地図と向き合い、定められた道順で進んでいくのは、予想以上にストレスがたまる。
 例えば、路上の標識。親切なミズーリ州では、迷わないように、分岐ポイントごとに「R66」の表示とともに矢印を出してくれていたが、このアバウトな州、オクラホマはどうだ。
 肝心な交差点では、まったく何も教えてくれなくて、大平原の一本道、迷いようのない場所だけ「R66 ↑」と直進のサイン。やってらんねーよ、という気分に何度されられたことか。

 それだけに響いた言葉「応援してるわ」。
 さすがオクラホマ州、ランディ・バースのふるさとだ。
 マラソンランナー2人は、がんばりま~す。

写真ロゴ
Photo

左矢印 右矢印
コールマン ブレーン カトゥーサ タルサ
夕方 エルリノ ダート 博物館
博物館中 祭 子ども

旅行記
旅行記

プロローグ

はじめに

イリノイ州

<1> 出だしから迷子
<2> 小さいのが、いいです
<3> 名物食堂
<4> 縦列駐車マイスター
<5> 序盤は飛ばす(ここから1日目)
<6> ナビが働かない
<7> 高速のわな
<8> ゲストブックの熱い言葉
<9> 合衆国のヒーロー
<10> 生きる理由
<11> 犬の歓迎

ミズーリ州

<12> トムとハックの川(ここから2日目)
<13> カメラを池に
<14> トラック野郎の味
<15> ドライブマナー
<16> クルマの神が
<17> 管制官ユキ(ここから3日目)
<18> 朝焼け浴びる大画面

カンザス州

<19> わずか21キロ
<20> 愛すべきキャラ

オクラホマ州

<21> 伝説のスター
<22> 巨大トーテムポール
<23> うれしい言葉
<24> 太陽が落ちてくる
<25> 孤独と自由(ここから4日目)
<26> マザーロード
<27> 綿畑と通行止め

テキサス州

<28> 58人の村
<29> 突き刺さる車
<30> ちょうど半分(ここから5日目)
<31> 元気の数値

ニューメキシコ州

<32> 車で歩く
<33> 青の泉
<34> 永ちゃんとアメリカ
<35> 親子の像
<36> ぶつけられた!(ここから6日目)
<37> 不吉な電子音
<38> 「通報されたいか」
<39> デッドエンド

アリゾナ州

<40> しつこい泥土
<41> 取り囲まれる
<42> おせっかい(ここから7日目)
<43> いいことが起きそう
<44> 隕石の跡
<45> 岩との会話
<46> シュウちゃんのこと
<47> 絶交と別れ
<48> 嵐の結婚式(ここから8日目)
<49> 飽きない夢
<50> 「カーズ」の町
<51> 陽気男
<52> 心のタイムスリップ
<53> 残る不安
<54> 手のひらに汗(ここから9日目)
<55> ガンマン登場

カリフォルニア州

<56> 白い恐怖
<57> 赤の鮮烈
<58> 映画の舞台
<59> 木賃宿
<60> ビリー・ザ・キッドの携帯電話(ここから10日目)
<61> 1号店
<62> ゴールの手前(ここから11日目)
<63> 東洋人の町
<64> 完走の意味
<65> 大平洋は青かった
<66> 幸せな光景

エピローグ

おわりに