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<2> 小さいのが、いいです

【0日目・イリノイ州シカゴ】

 今回の旅では、四輪駆動車のカテゴリーの中では最もコンパクトな「トヨタRAV4クラス」を予約していた。
 四駆にしたのは、事前のリサーチで未舗装の悪路がかなりあると分かっていたからで、小型サイズなのは、シカゴやロサンゼルスなど都市部も走るので小回りが利くサイズがよいと考えたためだ。

 レンタカー屋の受付では、「同じ料金にしてあげるから、大きい車の方がよいか」と聞かれた。
 とんでもない、トラックみたいな車をもらったら大変だ。

 「いえいえ、小さいのでいいですよ」と答えると、出てきたのがジープのグランドチェロキー。
 これでも僕の基準では、十分デカイのですが…。
 3・6リッターのV6エンジンを搭載し、外形は荒々しい印象がありながらも、どこか流麗でモダンな香りのする車だ。色は気品あるシャンパンゴールドで美しい。
 とはいえ、旅の終わりには、どれだけ汚れていることやら。

 近くのスーパーで水やコップなどを買い込み、本日の宿があるシカゴのダウンタウンへ向かう。
 高速道路に入ったのはいいが、スピードが遅すぎるため、周囲の車にクラクションを鳴らされる。地図を頼りにおそるおそる進むこと30分で、宿のあるマグニフィセントマイルに到着。東京で言えば銀座のような目抜き通りだった。

 よくここまで運転できたものだ。
 本番のルート66に入る前から、自分をほめたい気分になった。

イリノイ州の豆知識一覧
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旅行記
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プロローグ

はじめに

イリノイ州

<1> 出だしから迷子
<2> 小さいのが、いいです
<3> 名物食堂
<4> 縦列駐車マイスター
<5> 序盤は飛ばす(ここから1日目)
<6> ナビが働かない
<7> 高速のわな
<8> ゲストブックの熱い言葉
<9> 合衆国のヒーロー
<10> 生きる理由
<11> 犬の歓迎

ミズーリ州

<12> トムとハックの川(ここから2日目)
<13> カメラを池に
<14> トラック野郎の味
<15> ドライブマナー
<16> クルマの神が
<17> 管制官ユキ(ここから3日目)
<18> 朝焼け浴びる大画面

カンザス州

<19> わずか21キロ
<20> 愛すべきキャラ

オクラホマ州

<21> 伝説のスター
<22> 巨大トーテムポール
<23> うれしい言葉
<24> 太陽が落ちてくる
<25> 孤独と自由(ここから4日目)
<26> マザーロード
<27> 綿畑と通行止め

テキサス州

<28> 58人の村
<29> 突き刺さる車
<30> ちょうど半分(ここから5日目)
<31> 元気の数値

ニューメキシコ州

<32> 車で歩く
<33> 青の泉
<34> 永ちゃんとアメリカ
<35> 親子の像
<36> ぶつけられた!(ここから6日目)
<37> 不吉な電子音
<38> 「通報されたいか」
<39> デッドエンド

アリゾナ州

<40> しつこい泥土
<41> 取り囲まれる
<42> おせっかい(ここから7日目)
<43> いいことが起きそう
<44> 隕石の跡
<45> 岩との会話
<46> シュウちゃんのこと
<47> 絶交と別れ
<48> 嵐の結婚式(ここから8日目)
<49> 飽きない夢
<50> 「カーズ」の町
<51> 陽気男
<52> 心のタイムスリップ
<53> 残る不安
<54> 手のひらに汗(ここから9日目)
<55> ガンマン登場

カリフォルニア州

<56> 白い恐怖
<57> 赤の鮮烈
<58> 映画の舞台
<59> 木賃宿
<60> ビリー・ザ・キッドの携帯電話(ここから10日目)
<61> 1号店
<62> ゴールの手前(ここから11日目)
<63> 東洋人の町
<64> 完走の意味
<65> 大平洋は青かった
<66> 幸せな光景

エピローグ

おわりに