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中高年に利用広がる |
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筋肉や関節の痛むところに張り、痛みを和らげる伸縮性粘着テープが、売り上げを伸ばしている。山歩きの際のねんざ予防や、日常生活での足や肩の疲れ防止にも有効といい、利用者は中高年にも広がっている。 ▽足首のねんざ予防で
「ぐっと伸ばして張ってください。しわが寄るとかぶれやすいので、気を付けて」。東京都台東区で6月、「セラポアテープ」を発売しているニチバン(東京都文京区)が講習会を開いた。講師はメディカル製品事業部マネジャー、斎藤隆正さんで、中学生からお年寄りまで約40人を前に、使い方を実演した。
スポーツ選手が使うテープが患部をがっちりと固定するのと違い、「痛い方向やけがをしやすい方向に動かないように止める可動範囲制限と、圧迫固定が基本」という。
可動範囲制限の一例は、足首のねんざ予防で、足の裏が内側を向きにくいように張る。足の疲れ防止では、土踏まずのアーチをつくるように圧迫、固定して張る。 ひざを曲げた時の痛みを緩和する場合、幅3・8センチのテープを3本、計1メートル余り使う。ひざを軽く曲げ、1枚目はひざの下から太またの内側、前を通し、腰骨の下あたりで止める。2枚目はひざの下から太またの外側に沿って張り、3枚目は1枚目を少しずらして張る。 参加した中年の女性は「ひざを下から支えられたみたいで、脚の曲げ伸ばしが楽になった」と言う。 ▽血液などの流れを改善 一方、より伸縮性の高い「キネシオテックス」を販売しているキネシオ(東京都新宿区)は、テープでなく皮膚や筋肉を伸ばして張る方法を提唱。大西洋史副社長は「テープで皮膚が持ち上げられ、皮膚の下の血液やリンパ液の流れを良くする」と説明する。 張り方にこつがあるため、同社も講習会を開き、普及を目指している。 ニチバンがスポーツ用テープのノウハウを生かし、伸縮性テープの販売を始めたのは1991年。ここ数年は10%ずつ売り上げが増えている。 ただ、斎藤さんは「動かさなくても痛いところには効かない。魔法のテープではない」と正しい使い方を呼び掛けている。 |