カレーで小児肥満防止

 「小児肥満は食べ過ぎが原因ではない。問題は自律神経の調節機能」と指摘するのは京大の森谷敏夫教授(応用生理学)。  小児の10%が肥満なのに、食べる量は減ってきており、自律神経の機能低下による基礎代謝・熱生産の減少や運動不足が原因という。
 同教授は、自律神経を刺激する食べ物としてカレーに注目。小学生13人を対象にカレーと、スパイス抜きの疑似カレー、高脂肪食を食べさせて、食事後のエネルギー消費(熱生産)の変化などを測った。
 その結果、カレー食後30分で熱生産が20%も上がり、なだらかに減っていったのに比べ、疑似食(同15%)や高脂肪食(同10%)は低く、カレーの自律神経刺激作用が裏付けられたという。  森谷教授は「カレーは小児肥満を防止する大きな可能性を持っている」と話している。


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