急性拒絶のリスク低減

     遺伝子組み換え技術を使い開発された急性拒絶反応抑制剤バシリキシマブ(商品名 シムレクト)が日本でも発売された。腎臓移植を受けた患者が対象。  ヒトの抗体に、急性拒絶反応の主役となるTリンパ球を増やす指令を出す生理活性 物質が作られないようにするマウスの抗体を組み込んだもの。シクロスポリンやステ ロイドなど従来の免疫抑制剤と併用することで、急性拒絶反応の発症を30%も削 減、重い副作用もないとの結果が臨床試験で得られているという。  発売元のノバルティス・ファーマは「高齢者や血液型不適合など、増加しているハ イリスク移植の成功率向上に寄与できる」としている。


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