11月生まれに少ないMS

 北方の地域では、神経難病の多発性硬化症(MS)が、有意に5月生まれに多く、11月生まれに少ないという報告が英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに載っている。
 MSは高緯度地域ほど発病率が高い。英オックスフォード大の研究者らが、カナダと英国のMS患者計約2万9千人を対象に、生まれ月や家族歴、人口統計学的情報などのデータを解析した結果、カナダでは11月生まれの患者が有意に少ないことなどが判明した。これにデンマークとスウェーデンのデータを合わせた結果、生まれ月の特徴が浮き彫りにされた。
 原因はまだ不明だが、従来も妊娠期における日光(紫外線)に当たった期間や、母体のビタミンDレベルが、胎児の神経発達に関連しているとの見方があったという。


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