紫外線の障害を軽減

 緑黄色野菜に含まれるリコピンなどカロチノイドに、紫外線による皮膚への損傷を軽減する作用のあることが、カゴメ総合研究所と徳島大医学部の寺尾純二教授(食品学)の動物実験で確かめられた。  カロチノイドにはリコピンのほか、ベータカロチン、ゼアキサンチンなどがあり、いずれも抗酸化作用が強い。寺尾教授らは、マウスに100グラム当たり各種カロチノイドをそれぞれ50ミリグラム添加したえさを3週間食べさせた後で、背中の皮膚を採取し、紫外線を4時間照射した。
 その結果、カロチノイドを与えなかったマウスの皮膚は、過酸化脂質が増えていたほか、抗酸化作用を持つタンパク質が減少していたのに対し、カロチノイドを与えたマウスは、過酸化脂質の量や抗酸化タンパク質の減少が抑制されており、カロチノイドに紫外線から皮膚を守る作用のあることが確認されたという。


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