| 統合失調症家族が体験談 兄と弟、息子が統合失調症になり、自らもうつ病で苦しんだ神奈川県在住の上森得男さん(70)が、体験をつづった本「やっと本当の自分に出会えた」(アルタ出版)を出した。186ページ、1260円。 兄は自殺、弟は人生の大半を閉鎖病棟で送った。さらに息子は高校生のときに発病。しかし、統合失調症と言われることを恐れ、すぐには専門医に連れて行かず「最大の反省は病気に関して無知だったこと」とする。息子と歩んできた道を振り返りながら「希望を失わないで」と患者や家族に呼び掛けている。 現在は病気をコントロールしながら働いている息子と、男性患者の手記、丹羽真一福島県立医大教授による病気の解説も掲載されている。アルタ出版は電話03(5790)8600。 |