闘う姿勢は生存と無関係

 がん患者にとって、がんと闘う意志を持つことは、予後によい影響を与えると考えられてきた。
 英国医学研究評議会(MRC)の研究者らが、がん患者ががんに対して闘う姿勢を持ったり、望みを失ったり、否定しようとしたりする心理的影響について、計37の論文を調べた結果、生存期間や再発と関係する証拠は見られなかったと英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル11月9日号に報告している。
 それによると、22の論文では、心理的姿勢は生存や再発への関連は見られず、「影響がある」とする論文は小規模な研究か方法論的に欠陥のある論文で、変数の調整が欠けているという共通点があり、潜在的な先入観が見られたという。
 論文数がまだ少ないとしながらも、結論として、がん患者には、あえて特定の闘う姿勢を持たせるよう、押しつけるべきではないとしている。


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