遺伝子で肺がん危険判定

 1日の喫煙本数と喫煙年数を掛け合わせた指数が600以下の人が、たばこによって肺がんになる危険性を遺伝子の型で判定する方法を、神戸大医学部の高橋十郎(たかはし・じゅうろう)助教授らが開発した。
 肺がん患者103人の血液から、遺伝子の転写にかかわっているL―myc遺伝子と、たばこの発がん性物質を分解する酵素をつくるNAT2の遺伝子を解析。L―mycの型が「SS」だった人は、他の2つ型の人より約5倍、扁平(へんぺい)上皮がんになりやすかった。また、NAT2では、活性が「中」「低」の型の人は「高」の型の人より、腺がんになる危険性が約2・8倍高かった。
 同助教授らは「喫煙本数が多くなれば、遺伝子の型による違いはなくなる。禁煙が重要だ」としている。


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