世界で日に4千人超死亡
日本も「中まん延国」

 結核はエイズ、マラリアと並ぶ世界3大感染症の1つとされ、世界で毎日4千人以上が死亡しているとされる。
 世界保健機関(WHO)が3月に公表した2009年版の報告書によると、07年の新たな患者は世界で約927万人。インド、中国、インドネシアなどのアジアや、アフリカを中心とする「結核高負担国」計22カ国で約8割を占める。
 世界の患者の約15%に当たる約137万人、死者の約26%に当たる約46万人は、エイズウイルス(HIV)にも二重に感染。深刻な問題となっている。
 日本の結核の新規患者数は年々減少。厚生労働省のまとめによると、国内では07年に新たに2万5311人の患者が報告され、2188人が死亡した。新規患者は前年より1073人減った。
 しかし、人口10万人当たりの罹患率19・8人はカナダの4・5倍、米国の4・4倍、スウェーデンの3・7倍と、先進国の中では高く、世界的には「中まん延国」と位置付けられている。 (2009/04/14)

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