厚労省の対策推進室長 |
新型インフルエンザに、どう備えればいいのだろうか。家庭や中小企業、医療施設などで発生時に備えてできることは何だろうか。厚生労働省の難波吉雄・新型インフルエンザ対策推進室長に聞いた。
―今、家庭でできることは。「少なくとも2週間分の食料と1人当たり20枚程度のマスクを準備してほしい。仕事や学校など、それぞれの事情があるので細かく対策を示しにくい。まずは『発生したらどうするか』を想定して計画を立てる必要がある。普段通りにはできないので、今のうちから家族で話し合ってほしい」 ―予防策は。 「完全な予防策はない。とにかく一番大切なのは『外に出ない』という一言に尽きる。通常のインフルエンザと同じで、感染者に近づかないこと。不要不急の用で外に出るのはやめてほしい。効果が期待できるパンデミックワクチンは、発生後にしか作れない」 ―罹患したら。 「まずは保健所に電話で相談すること。保健所に『発熱センター』が設置されるので、そこで対応することになる。いきなり一般の病院に行くことが一番危険。感染が広がってしまう」 ―ライフラインはどうなる。 「地震などの自然災害とは異なり、物理的な破壊を伴わないので、電気やガスや水道は稼働すると想定されている」 ―中小企業や、介護施設などはどうすれば。 「家庭と同様で、起きた場合にどうするかを想定して計画を立てるべきだ。基本的には、地震など自然災害時などに備えてマニュアルがあるところは、それを活用してほしい」 (2008/10/14) +FONT> |