運動で放射線の影響改善


 脳腫瘍の放射線治療でダメージを受けた脳の神経細胞の修復が積極的な運動で促され、学習や記憶の能力、注意力などが改善する可能性があると、スウェーデンの研究チームがマウスの実験で示した。
 治療用の放射線は腫瘍を攻撃するが、記憶をつかさどる海馬の神経幹細胞を損傷するとされる。
 チームは生後9日のマウスの頭部に、人の治療に使用する量の放射線を照射した後、回し車で運動ができる環境とそうでない条件とに分けて飼育。3カ月後、運動したマウスの海馬では神経幹細胞が約50%多く、神経細胞の再形成も確認された。治療の副作用である多動性障害も改善した。 (2008/09/22)


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