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宮川大助・花子さん |
5月17日は日本高血圧学会などが定めた「高血圧の日」。昨年2月、高血圧のため脳出血で倒れ、同5月末に舞台復帰した人気漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川大助さん(57)は、妻の花子さん(52)とともに、高血圧の日のキャンペーン「ウデをまくろう、ニッポン!」で高血圧の怖さと脳卒中予防の重要さの啓発に当たっている。
大助さんが脳出血を起こしたのはダンスの練習後、床に座って水を飲んでいるときだった。「ブチッと音がして『あっ、切れた』と思いました」。意識はあり、痛みや吐き気はなかったが、左半身がしびれ真っすぐ歩けなかった。直ちに入院、右後頭部に1センチほどの血腫が見つかった。「このまま死んでいくんやと思うて、娘に『人生に悔いはない。ありがとう』と言いました」。医師に「今夜がヤマ」と告げられた花子さんも「黒い服を用意しておこう」と覚悟した。 幸い、それ以上の出血や後遺症はなく、薬による治療で1カ月後に退院できた。 脳出血の最大の原因は高血圧だった。酒は飲まず、1日5、6箱吸っていたたばこは約10年前にやめた。だが、人間ドックで血圧が高いと指摘されても、気にしていなかった。食事は野菜中心だが、辛子めんたいこにしょうゆをかけて食べるほど辛い物好きだった。 「『ブチッ』で、すべて納得がいきました。健康管理不足でした」 復帰後は「血圧が正常なら脳卒中の再発は半分防げる」という医師の忠告を守り、食事に気を使い降圧剤を服用。毎日血圧を測り、歩数計をつけ適度な運動を心掛けている。しかし、舞台で上京した際に皇居を1周(約5キロ)するかと思えば、家のオーディオルームにこもってほとんど歩かない日もあるとか。 「一気にやろうとするから、あかんねん」「せっかく助かったのに、同じことで倒れるのはもったいない」と、20年前に胃がんを患った花子さんは大助さんを叱咤激励する。 倒れる前は、辛い食事を家族からたしなめられると「好きに食べさせてくれや」と反発していた大助さんだが、今は「女房、子供の小言は最大の糧」と、うなずく。健康に無頓着な人には、こう話したいと言う。「脳出血には、なるべくしてなった。僕がええ見本ですよ」 (2008/05/20) +font> |