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カウンセリングで患者支援 |
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不安な気持ちを誰かに聞いてほしい―。がんになった患者の思いに応えようと、先輩患者らが相談に乗る「ピアカウンセリング」が、患者団体などに広がっている。病院内に相談の場を設ける取り組みも始まった。 特定非営利活動法人(NPO法人)「がん患者団体支援機構」は東京都の委託事業として2007年10月から、都立駒込病院と武蔵野赤十字病院で実施。相談件数は計約200件に上る。 支援機構は患者自身が声を上げることで日本のがん医療を変えようと05年に設立。全国規模で患者集会を開いたり、機構に参加する53の患者団体の活動を支援したりしてきた。
同機構理事で、自身も肺がんを患った三浦秀昭さん(52)は「家族や友人にも気持ちがうまく通じず、1人で悩みを抱え込んでしまう人もいる。病院内に相談の場があれば気軽に来てもらえる」と話す。カウンセリングに携わる古山恵子さん(54)は乳がんの手術後、副作用がつらく抗がん剤治療を投げ出してしまったことがある。健康食品に手を出してひどい下痢に襲われたことも。「生きられるのはあと2、3年」と思い込んだ古山さんを支えたのは、患者同士のメーリングリストでのやりとりだった。 命の期限と思い込んでいた年月が過ぎ、暗闇からやっと抜け出せた古山さんは、今度は自分が誰かを支える番だ、と感じる。「治療の大変さ、つらさを経験してきたからこそ、患者さんに共感することができる」 三浦さんは「がんを生き延びた人が目の前にいてくれるだけで患者にとって大きな励まし、勇気になることもあるんです」と話した。 (2008/03/11) +font> |