統合失調症の新しい治療薬         


 脳内の神経伝達物質ドーパミンの作用を安定させる新しいタイプの統合失調症治療薬「エビリファイ」(一般名アリピプラゾール)を大塚製薬が発売した。

 統合失調症は100人に1人程度発症。幻覚や妄想などの陽性症状と、感情の変化が乏しくなるなどの陰性症状が現れるのが特徴で、脳内のドーパミンの働きが関与しているとされる。

 従来はドーパミンの作用を抑える薬が多かったが、エビリファイはドーパミンの作用が過剰なときは抑え、少ないときは刺激して作用を安定化。陽性、陰性の両症状を改善するほか、眠気や体重増加などの副作用を起こしにくく、長期間の継続使用が可能だという。

 大塚製薬が1988年に開発。既に欧米などの45カ国以上で販売されている。



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