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女性医師や看護師確保で |
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子供を産んでも女性の医師や看護師が働けるように、さいたま市にある民間病院、西部総合病院(約270床)が、敷地面積約570平方メートルの保育所を新築した。「病院やマンションの1室を使う院内保育所はあるが、これだけ広く独立したものは珍しいだろう」(同病院)。24時間態勢で乳幼児を預かるだけでなく、英語教室も開くユニークな取り組みで、人材の確保策として注目される。 ▽2月中旬オープン 「患者の容体が急変し勤務が延びることがあるので、一般の保育園に預けるのは難しい。院内保育がなく辞めざるを得ない女性医師もいる中で、助かっています」。9カ月の男児を持つ多保優子医師(31)は言う。建物はログハウス風の木造平屋で約250平方メートル。廊下を広く造り、畳敷きの昼寝部屋を含め子供専用の部屋は八室、シャワー室のほか、室外には遊具や砂場もある。 同病院ではこれまで近くの民家を転用し院内保育に当たってきたが、手狭で老朽化したのを機に今年1月、病院まで歩いて数分の所に保育所「さくらの家」を新築、2月中旬にオープンした。 対象は同病院職員の子供で、生後3カ月から小学校入学前が原則。病院に小児科医がいるので、体調が悪く保育園などに行けない子も受け入れる。料金は1日500円、食事が1食100円と格安で、女性看護師193人のうち43人(約22%)、常勤の女性医師では3人中2人が利用している。 ▽留学生に英語も
年間の維持費は人件費を除き約1200万円かかるが、高見佳宏院長は「医療現場では潜在的に医師らが不足しており、女性医師や看護師の確保、定着に本格的に力を入れる必要があると考えた」と説明する。子供は、平日は15人前後、土日や祝日は20―30人、1日に5、6人が泊まる。その日の子供の数に応じて13人の保育士が人数を調整しながら勤務。子供たちはカリキュラムに沿って、遊戯や歌、こいのぼり作りなどに取り組み、月2回は近くの埼玉大の留学生に英語を習っている。 1歳、4歳、8歳の3人を預けている岡本栄美子看護師(32)は「院内保育所があるのでこの病院を選びました。安心して仕事ができ、気持ちの余裕を持って患者と接することができます」と話している。(2007/5/15) + font> |