ウメザワ記念賞に大村智氏


 感染症やがんの治療薬の開発など、化学療法の発展に貢献した科学者に国際化学療法学会が贈る「ハマオ・ウメザワ記念賞」に、北里研究所(東京都港区)の大村智所長が選ばれた。
 大村所長は、熱帯地域などで見られ、失明することもある寄生虫疾患オンコセルカ症などに有効な薬を発見。ほかにも多くの抗生物質や医薬品を開発したことなどが評価された。
 同賞は、抗生物質などの分野で大きな業績を残し文化勲章を受けた故梅沢浜夫博士をたたえて、1989年に設けられた。2年に1度贈られ、日本人の受賞は18年ぶり2人目という。
 大村所長は「マラリアやエイズなどでも、第二、第三の治療薬開発に取り組んでいきたい。若い研究者の育成にもつながれば」と話している。


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