アラキドン酸で脳回復

 必須脂肪酸の1つ、アラキドン酸に高齢化で衰えた脳の情報処理能力を回復させる効果のあることが古賀良彦杏林大教授(精神神経科)らのグループの研究で分かった。
 同教授らは、年齢が60―70歳の男性20人を、1日当たり240ミリグラムのアラキドン酸を摂取するグループと、偽薬のオリーブ油を摂取するグループに分けて、それぞれ1カ月間継続した。その後で2000ヘルツと1000ヘルツの周波数の音をランダムに聞かせて、反応速度などを調べた。
 その結果、アラキドン酸を摂取したグループの方が、反応速度や集中力が改善していることが判明。古賀教授によると、反応速度で7・6歳、集中力では5歳若返ったことになるという。
 アラキドン酸は、魚やレバー、卵などに含まれ、体内では加齢とともに減少する。


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