変異型ヤコブ病なし

 牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)からの感染が疑われる、人の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の日本での発生は、これまでのところゼロ。
 日本では1996年の緊急調査に始まり、99年からはサーベイランス委員会によるヤコブ病の全症例調査が続いている。
 同委員会の委員長である金沢大の山田正仁教授(神経内科)は、99年から今年3月末までに見つかった計409例のヤコブ病について、横浜で開催された日本神経学会で報告。
 孤発性324例(79・2%)、遺伝性49例(12・0%)、感染性36例(8・8%)で、変異型はゼロ。感染性はすべて硬膜移植による症例だった。
 「理論的なリスクはあり得る」としながらも、輸血による感染例もなかったという。

 



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