やはり粗食は大きな効果

 カロリーの摂取制限をした人は、動脈硬化などの危険因子が改善されるとの研究結果を、米ワシントン大の研究グループがまとめ、米科学アカデミー紀要に発表した。
 動物実験では、カロリー制限によって最大30%、寿命が延長する効果があることは分かっていたが、研究グループは「人間でも加齢に伴う病気に対して効果が大きい」としている。
 参加者は35―82歳(平均50歳)の男性15人、女性3人で、平均より10―25%少ないカロリー摂取を3―15年続けた。
 その結果、悪玉コレステロールが27%減少する一方、善玉コレステロールは35%増加するなど、カロリー制限開始後1年で改善された。肥満度を表す体格指数(BMI)は平均24・5から20・9になり、血圧も若い人と同様の低い状態だった。


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