認知症で遺伝子治療 

  米国でアルツハイマー病患者を対象に初めて行われた遺伝子治療で、病気の進行を遅らせる可能性を示すなど有望な結果が得られたと、米カリフォルニア大サンディエゴ校のチームが米医学誌ネイチャーメディシンに発表した。  患者から採った皮膚細胞に、神経の成長を促すタンパク質NGFを分泌するよう遺伝子操作を加え、本人の前脳部に移植。6人を平均22カ月追跡した結果、記憶力や認知能力は低下したが、手術前よりそのスピードが遅くなった。移植した個所の近くで神経細胞の活動が高まったことも、画像診断で分かったという。  6人については治療の安全性に問題はなく、現在、シカゴ・ルース大が患者を増やした第二段階の試験を進めている。  


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