自己血清点眼が効果的

   ドライアイの治療には人工的な目薬よりも、自分の血液から分離した血清成分を使う自己血清点眼の方がよく効くことが、社会保険中京病院の小島隆司医師らの研究で分かった。米眼科専門誌に発表した。
 重度のドライアイ患者20人を2組に分け、一方には目薬として使われる防腐剤を含まない人工涙液を、他方には患者の血清を生理食塩水で20%に薄めた自己血清を使用した。2週間後に比較したところ、自己血清点眼の患者は人工涙液の患者に比べ、眼表面の傷や涙の安定性など、ドライアイの症状が大きく改善していたという。
 小島医師は「血清点眼には増殖因子やビタミンAなどさまざまな生理活性物質が含まれており、人工涙液よりも涙の性質に近い」と話している。  


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