| 低周波振動で床ずれ防止 |
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寝たきりや体の向きを変えられない人で、足や腰の皮膚の血流が悪化し、組織が崩れることもある褥創(じょくそう)(床ずれ)。その防止に役立つ装置を、東京大と電子機器メーカー、マツダマイクロニクス(千葉県柏市)が開発した。低周波振動で血流を良くする仕組みで、医療機関向けに約10万円で販売を始めた。
▽医療費の増大を懸念
床ずれ対策としては、介護者に定期的に姿勢を変えてもらったり、体重を分散させるマットを使ったりしているが、血流が悪くなるのを遅らせるのがやっと。真田弘美東大教授(創傷看護学)は「血流を積極的に促進させては」と考え、装置開発に取り組んだ。
装置は長さ62センチ、幅18センチ、厚さ1センチの板状で、マットレスの下に差し込んで使う。スイッチを入れると1秒間に47回、水平方向に振動。振動数が多すぎると、かえって血流が悪くなり、眼球などが共振して気分も悪くなるという。
単調になるのを防ぐため、15秒周期で振幅が大きくなったり小さくなったりして、振動の幅は0.17―0.37ミリで4段階に調節できる。
▽介護施設などでの利用を |