抗うつ薬と変わらぬ効果

 抗うつ作用が知られる野草セント・ジョーンズ・ワートからの抽出物と抗うつ薬「パロキセチン」を、うつの患者を2群に分けて実際に投与し、厳密な比較試験をした結果、効果は同じか野草の方が上回るほどだったと、ベルリンの研究者らが英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに報告している。
 試験は2000―03年の間、ドイツ在住の中程度から重度のうつ病患者(17―70歳)を対象に行われ、6週間以上投与された。
 症状の緩和が報告されたのは、セント・ジョーンズ・ワートを服用した群では122人の約半数に当たる61人だったのに対し、パロキセチン服用の122人では約3分の1の43人だった。
 副作用も抗うつ薬投与群の方が1・5倍ほど多かったという。


ヘッドラインへ戻る

記事、写真、グラフィックスの無断転載を禁じます。
2005 Kyodo News (c) Established 1945 All Rights Reserved