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のみ込んで内部から撮影 |
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薬よりはちょっと大きいカプセル(直径9mm、長さ23mmミリ、重さ2・6g)をのみ込むだけで、胃や小腸などの中をその場で観察できる「カプセル内視鏡」の開発が進んでいる。 現在の内視鏡検査のように、麻酔をかけたり、先にカメラが付いた管を飲み込む際に苦しむこともない。実用化を目指し、国内の病院での臨床研究が始まっている。 ▽毎秒30枚撮影 ![]() 長野市の医療用カメラメーカー「アールエフ」。「NORIKA3」と名付けたカプセルの中に入ったごく小さなカメラの撮影画像が、モニターに映し出される。「医師から要望で、色調の改良をしている」と、同社研究本部の小平正樹さん。 このカプセルの中には、CCDカメラ、患部を照らす発光ダイオードなどの微小部品が詰め込まれている。バッテリーは内蔵せず、外部から電力を無線で送るため、患者はコイルを巻いたベストを着用する。 事前の準備はそれだけで、いったんのみ込むと、胃から大腸にかけて毎秒30枚撮影する。内部のコイルの配置の工夫で、逆方向へ進んだり、ピントの調節も可能で、医師は外部で操縦しながら画面を見ることができる。試験終了後、約7-8時間で排せつされる。 これまで海外のメーカーが開発したカプセルは、電源を中に組み込み、ピントや姿勢の調節ができず、毎秒2枚しか撮影できなかったが、このカプセルはそうした欠点を克服しているという。 またカプセル内のスペースのうち4割は、空けてある。将来は、治療薬を入れておき、体内で噴射したり、検査のために組織の一部を切り取って入れることなどを想定している。 ▽中国では今春から ![]() 患者の負担が小さい内視鏡として、医療関係者の関心は高く、特に、これまで胃カメラが届かず、検査が難しかった小腸の検査ができるという期待が大きい。中国では、今春から一般での使用が始まるという。 同社の柳沢慎也専務は「価格を5000円に抑え、使いやすくしたい」と話す。 このカプセル内視鏡の次の段階として、体積が4分の1となる直径5・8mm、長さ15mmの超小型カプセル内視鏡を想定。同じようなカプセルだが、4枚のレンズで360度を撮り続けて記録し、再生すると、患者の消化管内に入っていくような状況を再現できるシステムや、胎児の脈拍と体温をモニターするカプセルなどの開発も進めている。 |