大型医薬品の売り上げ増加

 薬の世界市場は、1つの製品で大幅な売り上げを記録する大型医薬品が3割以上を占め、日本企業の研究開発費は海外企業に比べ少ないとの調査結果を、医薬産業製薬研究所がまとめた。
 2003年の薬の売上高は4680億ドル(約48兆円)で、10億ドル以上売れた「大型医薬品」は、売り上げが100億ドルに上るコレステロール降下薬アトルバスタチンのほか、日本で開発されたかいよう治療薬ランソプラゾール、高脂血症薬プラバスタチンなど。71製品で1650億ドルと35%を占めた。10年前は8製品で6%にすぎなかった。
 日本企業の研究開発費は売上高との比率では海外企業並みだが、最大手の武田薬品工業でも米ファイザーの5分の1以下。同研究所は「日本企業は額は少ないが、かけた費用に見合う新薬は開発している」としている。


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