医療事故の公表基準決定        


 国立がんセンター中央病院は、医療事故の公表基準を決め、事案のホームページ(HP)掲載を始めた。「同様の事故は他施設でも起きうる。失敗を繰り返さないため情報を共有し、医療の透明性も高める」(笹子三津留副院長)のが狙い。
 公表方法は、事故の内容や過失の有無によって/(1)/できるだけ速やかに報道機関に/(2)/事故調査後にHPで/(3)/一定期間取りまとめ年報や広報誌で―の3通り。例えば、患者が死亡する事故があった場合、過失があれば/(1)/だが、過失がなければ/(3)/となる。また患者が特定されないよう配慮する。
 HPには第1弾の2006年5―8月分として、腹腔(ふくくう)鏡で摘出した胃の標本を処理中、余分な組織と誤認して紛失したケースを掲載。「組織は処理の翌日まで保管する」との再発防止策を紹介している。


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