抗生物質で副作用死も        


 日本でも服用後の意識消失や肝臓への副作用が報告されている抗生物質テリスロマイシンについて、米食品医薬品局はこのほど、ノースカロライナ州で服用者3人が深刻な肝障害を起こし、うち1人が死亡したことを明らかにした。
 死者は副鼻腔(びくう)の感染症で服用した26歳の男性。黄疸(おうだん)や吐血などで入院したが3日目に死亡。肝臓の細胞が広範に壊死(えし)していた。このほか51歳の女性は肝機能が大幅に低下して肝臓移植を実施、46歳の男性は服用中止後に回復した。
 この薬はフランスのサノフィ・アベンティス社が開発したケトライド系の抗生物質。欧州に続き日本で03年、米国では04年に承認された。日本の商品名は「ケテック錠」で、服用者が車を運転中に意識を失い負傷した例などが報告されている。

 


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