![]() 「若々しい肌でいたい」とは誰もが思うこと。肌の老化は、表皮になる新しい細胞が皮膚の底の方から上がってくるスピードが落ち、表皮細胞の交代(「ターンオーバー」と呼ぶ)が遅くなることだが、このほど「AMP」という生体内の物質が、そのスピードを上げ、肌を若返らせる効果を持っていることが分かってきた。 AMPの正式名は「アデノシン1リン酸2ナトリウムOT」。 「AMPは化粧品では保湿剤に近い湿潤剤で認可されている。保湿成分として理解されていたようだ」と話すのは、AMPの新作用を見つけた大塚製薬の吉野昇・大津スキンケア研究室長。 「AMPは多面的な作用があり、表皮のターンオーバーを促進、しみやそばかすの色も取れる」 従来の美白剤は、紫外線を防いだり、メラニン色素の生成を阻害するよう働いたが、AMPは逆に沈着したメラニン色素の排出を促進する働きを持つ。 AMPを含む新製品は、医薬部外品として「メラニン色素の蓄積を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」という新効能が認められた。 顔に色素が沈着する肝斑(かんぱん)患者で臨床試験を実施した東京女子医大皮膚科の川島真(かわしま・まこと)教授は「1日2回塗布、16週で明度も色調もアップ。合わせて92・3%という高い有効性。これまでの美白剤で見たことがない効果があった」と話す。 患者へのアンケートでは、肌のはりやきめでも満足度が高く、「全般的な若返り物質と考えられる」という。 製品名は「インナーシグナル」、1月21日発売。 |