脊髄損傷の後遺症体験談        


 交通事故やスポーツ、労災で脊髄(せきずい)を損傷した人に慢性的に現れる異常な痛みや知覚の実情を広く知ってもらおうと、患者らでつくる脊損痛研究会が「痛みと麻痺(まひ)を生きる」(日本評論社)を出版した。262ページ、1680円。
 50人を超える患者の声を掲載。30代の時に工事現場で転落事故に遭った50代男性は「焼けるような電撃痛のような慢性的な痛み」があり、気候の変化で痛みの強さが変わると訴えた。16年前にバイク事故で受傷した40代女性は「両ひじにジンジンする不愉快な痛み」を常に感じており、和らげる薬剤を飲んでいるという。
 こうした痛みが起きる体の仕組みや治療法、用語の解説なども載せている。脊髄を損傷した患者は、国内で10万人以上という。


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