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医療新世紀
短信
2017.08.01

暑さの自覚と体温調節は別

 暑さを感じるのと、体温を調節する機能を働かせるのとでは、脳の別々の神経回路が関係するとの研究結果を、名古屋大の医学部学生、八尋貴樹さん、中村和弘教授らのチームが発表した。

 マウスの実験で、暑さを知覚する脳の神経回路を遮断しても、体温調節行動は維持されるのに、温度の情報伝達に関わる神経回路を遮断すると体温調節ができなくなることが分かった。

 暑さの自覚と関わりなく体温調節行動が起こり、逆に、暑いと自覚しても体温調節機能が十分に働かない可能性を示しているという。チームは、熱中症のメカニズム解明にも結び付く成果だとしている。