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医療新世紀
からだ・こころナビ
2017.01.17

排卵日検査薬入手しやすく
ドラッグストアでも

 最も妊娠しやすい「排卵日」を予測できる検査キットが、ドラッグストアでも買えるようになった。これまでは調剤薬局でしか購入できなかったが、一般用の検査薬として国が承認した。昨年12月にロート製薬(大阪市)が「ドゥーテストLHa」、武田薬品工業(同)が「ハイテスターH」を相次いで発売した。

 この検査薬は、妊娠を望む女性がスティック状の器具に尿をかけて使う。これで尿中にある女性ホルモンの一種、黄体形成ホルモン(LH)を検出する。

 LHは排卵の直前に急増する性質がある。約半月間にわたり毎日継続して検査すれば、LHが急増したタイミングを捉えることが可能になり、排卵日を1日ほど前に予測できる。一方、この検査薬は、避妊の目的では使用できない。LHが少量であっても、妊娠の可能性を完全には否定できないからだ。

 これまで流通していた同様の製品は医療用の医薬品に分類されていた。このため、販売できるのは調剤薬局に限定されていた。

 2014年に政府の規制緩和の方針が決まり、昨年11月に厚生労働省が一般用検査薬として計7品目の製造販売を承認した。

 薬剤師による情報提供が必要な「第1類医薬品」として承認されたことから、購入者に対し薬剤師が製品の特性や使い方などを説明した上で販売する。この条件を満たせばインターネットでも販売可能なため、従来より入手しやすくなったといえそうだ。