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2015.04.07

砂糖業界が研究に干渉


 米国の砂糖業界は1950年には砂糖が虫歯の原因と知っていたが、砂糖の消費が減らないよう国の虫歯予防策に干渉していた―。そんな論文を米カリフォルニア大のチームが米医学誌に発表した。業界に協力した科学者の書類を分析した。
 米国立研究機関が66年に虫歯根絶計画策定を表明すると業界は財団をつくり、歯垢(しこう)を防ぐ酵素などの研究を推進。一方で研究機関に働き掛け、そうした研究を計画の柱に据えることに成功した。
 しかし実用化には至らず、それまで「砂糖消費削減は現実的対策ではない」との見解だった研究機関側も77年には砂糖など食物との関係の研究に転じた。チームは「公衆衛生研究は業界の影響を受けないようにすべきだ」と指摘している。